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片道2時間近くかけて、行ってまいりました。
「超絶刺繍」 at 神戸ファッション美術館
まさに超絶でした。ほんとにすごかった。
日本の公家の女性や遊女の着物、
フランス革命前の(たぶんマリー・アントワネットの頃?)貴族の衣装、
インドのマハラジャ階級の花嫁衣裳 etc.
どれもすばらしくて順位は付けられないんだけど、
意外だったのは、日本の着物の刺繍がとても可愛かったことかな。
布を織る段階で、柄や織り地に工夫があって、
その上に染め+刺繍の2段階で模様が描かれていたり、
すごく手がこんでます。
そんで、刺繍糸の色合わせも、わりとポップな感じ。
昔の人だって、やっぱ若い女の子なら可愛い色が好きだよね~
日本刺繍というと、色合いとかモチーフが年配の人向けっぽいというか、
「おしゃれ感」や「可愛らしさ」とは縁遠いものと思ってたんだけど、
それは、そういうものしか見たことがなかったからなのかも。
現代の日本刺繍は、実用ではなく伝統のものだから、
紹介するときも、「和」のイメージを強調しすぎて、
なんだか古臭くなっちゃうんじゃないかなぁ、などと考えてみたり。
ほとんどの物はガラスケースに入っていなくて、
間近に顔を近づけて見られるので(もちろん触っちゃダメ!)
全体を見て、細部を見て、また全体を見て、
と繰り返して一つ一つ見てると酔いそうになりました。
そんなに広くない美術館だけど、
見終わったらぐったり疲れてた。
手芸好き、刺繍好きって人なら、
ぐったり疲れるぐらい堪能できます。
行く人は、Needle Print 日本 のレポート記事で予習していくと良いですよ。
楽しみが増すような気がします。
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